2011年、3月11日。
日本は巨大な地震に襲われ、未曾有の大被害を被った。
東北・関東などの東日本の被害は甚大で、多くの人的損害・物的損害を出した。
地震や津波による直接被害の恐ろしさは言うまでもない。
しかし、すべての直接的な要因が去っていった後も、まだ大きな問題が残っていた。
それが、災害廃棄物の問題だ。
今回の大地震・大津波で、建造物の多くが損壊、押し流され、原型を留めないまでに破壊された。
破壊された建造物の瓦礫が災害廃棄物として残り、その処理問題は今でも取り沙汰されている。
此度の東日本大震災において、災害廃棄物の問題は運んで処理する、という単純な作業では終わらない。
原発の、放射能物質漏れの問題がある。
災害廃棄物の処理は、各県、自治体の処理能力を超えた際、他の県や自治体に委託されるが、どこも放射能物質の残留している可能性がある災害廃棄物の受け入れに躊躇した。
もちろんこれは特殊な事例であることは、疑いようもない。
大地震だけでなく、大津波だけでなく、原発の安全機構の問題。
様々な問題が積み重なった末に起こりうる、特殊な事例だ。
しかし、今回のことで、災害廃棄物の処理方法や手順に、一石が投じられたことは確かである。
国民一人ひとりにも、その旨をよく理解するよう求められてくるだろう。
最近のニュース